PROTHERM 9800 INDUCTION – リアルタイム誘導プロセス品質制御
PROTHERM 9800 INDUCTIONは、誘導熱処理機器向けのデータ取得とアラームのパッケージで、業界規格に準拠し、最終的には精密かつ信頼性の高いプロセス監視を実現します。
一般的な監視・記録対象パラメータ
正確な連続自動測定
PROTHERM 9800 INDUCTIONは、リアルタイムでコイルに流れる電流、電圧および周波数を監視し、これによってユーザーは均一な加熱、適切な束密度、または深さが得られているかどうかを判断できます。
パラメータの設定値とアラーム
PROTHERM 9800 INDUCTIONは、各監視対象のパラメータに対して、高、低および許容可能な偏差の回数を入力することができます。この機能によって、特定部位に設定されているパラメータが帯域から外れた場合、システムがアラームを発するようにすることができます。誘導プロセス開始後に、オペレーターが対応を判断することができます。
レシピ管理
PROTHERM 9800 INDUCTIONでは、各部品に対してレシピを作成することができます。電力、電圧、周波数、スキャンレートおよびクエンチのパラメータを入力します。レシピは簡単にコピー、修正、そして保存ができます。
学習モード・レポート
PROTHERM 9800 INDUCTIONは学習モードで実行することができます。このモードでは、部品の基本パラメータをシステムに入力すると、その部品がそれに合わせて処理されます。硬化した部品に行った冶金試験結果が思わしくなかった場合は、パラメータを修正してから、次の部位を処理します。均一性が得られたら、その部位に対してその最適なレシピが保存されます。
UPC制御ソリューションは、コンプライアンスを考慮して設計・構築されています。熱処理業界に注力しているNitrexは、最新版のAMS 2750、AMS 2759、NFPA(全米防火協会) 86、CQI-9、そしてNadcap基準を理解しています。Nitrexのシステムは、あらゆる種類や規模の熱処理業者が、コンプライアンスを守るために必要な機能を提供します。
常に最新基準を理解しています。もし旧式システムをご使用で、基準改版によってアップデートが必要であれば、ぜひお見積もりをご依頼ください。
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